タイルシールの貼り方完全攻略|賃貸Ok・空気が入らないプロ直伝Diy

タイルシールの貼り方完全攻略|賃貸Ok・空気が入らないプロ直伝Diy

タイルシールの貼り方完全攻略|賃貸Ok・空気が入らないプロ直伝Diyにまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。

賃貸住宅でDIYを楽しむ際、最大の懸念事項となるのが退去時の原状回復費用です。国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」では、借主の故意・過失による壁紙の損傷は借主負担と定められています。市販のタイルシールは粘着剤が強固なものが多く、一般的な塩ビ壁紙に直貼りすると、剥がす際に壁紙の表面層ごと破片として持っていかれます。

賃貸住宅でタイルシールを安全に使用するための代表的な下地工法には、以下の2つの手法が存在します。

手法A:マスキングテープ+両面テープ工法(推奨)
壁紙の上にまず、粘着力が弱く糊残りしにくい壁紙用マスキングテープ(幅50mm〜100mmの広幅タイプ)を隙間なく敷き詰めるように貼ります。そのマスキングテープの上に強力両面テープを貼り、そこにタイルシールを固定します。退去時はマスキングテープごと剥がすことで、下地の壁紙を無傷で保つことができます。

手法B:貼って剥がせる粘着シートを下地にする方法
広範囲に施工する場合は、粘着力がコントロールされた「剥がせる無地リメイクシート」を壁一面に貼り、その上からタイルシールを重ね貼りする手法も有効です。下地のシートが防護膜の役割を果たし、壁紙の吸着破壊を防ぎます。

安全なタイルシールの剥がし方テクニック:
すでに直貼りしてしまったシールを剥がす際は、決して力任せに引っ張ってはいけません。ドライヤーの温風を当てて粘着剤を40〜50℃程度に温めると、アクリル系粘着剤が軟化します。端からゆっくりと180度に近い角度で折り返すように引き剥がしていくことで、下地へのダメージを最小限に抑えられます。残った糊は、シール剥がしスプレーや消しゴムで優しく擦り落とします。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。