東京地方裁判所で開かれた公判は、被告人の冷酷極まりない犯行プロセスを白日のもとに晒した。勾留中も一貫して淡々と自らの行動を語る白石隆浩受刑者の口から明かされたのは、SNSを狩り場とする周到な計画性だった。
彼はX(旧Twitter)などのプラットフォーム上で、「一緒に死にたい」「手伝う」といった言葉を投げかけ、心理的に追い詰められた被害者にアプローチを重ねた。裁判記録の検証データによれば、最初の接触から短期間で言葉巧みに信頼を得て自宅へと誘い出していた。そこにあったのは同情ではなく、徹底的な搾取と自己欲求の充足にすぎない。