梅田のラーメン事情を巡っては、ネット上でまことしやかに囁かれるいくつかの誤解が存在します。現地を詳しく知る人間から見れば、実態とは乖離しているケースが少なくありません。
典型的な誤解のひとつが、「味噌ラーメンは冬場しか売れないため、夏場はどこもガラガラである」という言説です。空調が完璧に完備された梅田の地下街や商業施設内では、季節による客足の変動は極めて小さくなっています。むしろ夏場には、冷房で冷えた身体を温めたい層や、発汗作用を求めて辛味噌系を注文するリピーターで満席になる光景が日常茶飯事です。
もうひとつの誤解は、「関西の味噌ラーメンは薄口文化の影響でシャバシャバしている」という偏見です。確かにかつてはそうした店舗も見られましたが、現在の梅田で生き残っている実力店は、豚骨白湯を極限まで煮詰めた超濃厚スープや、背脂を豪快にチャッチャと振りかけたド直球のストロングスタイルが主流。東京や札幌の有名店と比較しても引けを取らないパンチ力を備えています。