実際に現地で行列に加わった利用者の声を聞くと、その体験談からは過酷な現実と満足感の両面が浮き彫りになります。
「土曜の14時頃、友人とノリで神南の渋谷店に並び始めたが、階段を降りてからが本当に長かった。地上で30分、狭い階段と地下フロアでさらに45分。地下は熱気がこもりやすく、スマホの電波も少し不安定になるので想像以上に体力を削られた」(20代男性・都内在住)
「海外から遊びに来た友人の強い希望でスペイン坂店へ。40人ほど並んでいたが、席数が多いせいか40分強で案内された。友人は味集中カウンターの個室感やすだれの演出に大興奮していて、案内した側としても連れて行った甲斐があったと感じた」(30代女性・通訳業)
現場を観察すると、グループで訪れた外国人観光客が「隣同士で座りたい」と希望する場合、空席案内がスキップされて待ち時間が延びる光景が頻繁に見られます。一蘭のシステム上、空いた席から1人ずつ案内されるため、「席が離れても構わない」と答えるほうが圧倒的に早く着席できます。この点を理解しているかどうかで、実際の待ち時間は15分以上変わってきます。