ボカロ文化の転換期とも言える2010年代半ば、独特のコード感と変則的なリズムで異彩を放ったのがバルーンである。彼の表現手法は、従来のボーカロイド楽曲が持っていた派手な転調やキャッチーなサビ展開とは一線を画していた。
とりわけ初音ミクの無機質でありながらどこか哀愁を帯びたヴォーカル処理は、聴き手の胸の奥深くに直接響く。ニコニコ動画での投稿を皮切りに、口コミと再生数の波は瞬く間にYouTubeへと飛び火。動画共有サイトの熱狂から生まれた旋風は、既存の音楽業界の常識を鮮やかに塗り替えていった。
ボカロ文化の転換期とも言える2010年代半ば、独特のコード感と変則的なリズムで異彩を放ったのがバルーンである。彼の表現手法は、従来のボーカロイド楽曲が持っていた派手な転調やキャッチーなサビ展開とは一線を画していた。
とりわけ初音ミクの無機質でありながらどこか哀愁を帯びたヴォーカル処理は、聴き手の胸の奥深くに直接響く。ニコニコ動画での投稿を皮切りに、口コミと再生数の波は瞬く間にYouTubeへと飛び火。動画共有サイトの熱狂から生まれた旋風は、既存の音楽業界の常識を鮮やかに塗り替えていった。