ハンバーガー65円の衝撃!マクドナルド昔の値段と激動の歴史

ハンバーガー65円の衝撃!マクドナルド昔の値段と激動の歴史

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歴史の中で最も世間を驚かせたのは、2000年代初頭に打ち出された「平日ハンバーガー65円」という前代未聞の爆安価格だろう。1990年代半ばから始まった価格破壊の波は留まることを知らず、2002年には平日半額セールによってハンバーガーが65円、チーズバーガーが80円という驚愕の底値を記録した。学生がポケットの小銭をかき集めて店に押し寄せ、カウンター越しに山積みのバーガーが次々と買われていった光景は、今や都市伝説のように語り継がれている。

また、1987年に登場した「サンキューセット」も時代の象徴だ。ハンバーガー、フライドポテト、ドリンクの3点がセットになって税込み390円(サンキュー)という語呂合わせの価格設定は、当時の消費者の心を鷲掴みにした。昭和から平成初期にかけてのこうしたドラスティックな値下げ戦術は、ファストフード=手軽で圧倒的に安いもの、という強いイメージを日本人の意識に焼き付けることとなった。

加藤 愛美
著者

加藤 愛美

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。