親指の第一関節が痛い原因とは?押すと痛む腫れ・へバーデン結節の真相

親指の第一関節が痛い原因とは?押すと痛む腫れ・へバーデン結節の真相

親指の第一関節が痛い原因とは?押すと痛む腫れ・へバーデン結節の真相について押さえておきたい 理由を分かりやすく解説いたします。

親指の骨構造は、人差し指から小指までの4本とは大きく異なります。他の指には関節が3つ(指先からDIP関節、PIP関節、MP関節)あるのに対し、親指には関節が2つしかありません。爪のすぐ下にある関節が「第一関節(IP関節:指節間関節)」、その下の手のひらに近い関節が「第二関節(MP関節)」、そして手首付近の根元にあるのが「母指CM関節」です。

医療現場の受診データにおいて、親指第一関節押すと痛いと訴える患者の患部では、関節を構成する末節骨と基節骨のあいだにある関節軟骨が摩耗し、周囲の滑膜に急性または慢性の炎症が起きています。軟骨には神経が通っていませんが、すり減った軟骨の破片が関節包の内側にある滑膜を刺激することで激しい痛みが生じ、関節液が過剰に溜まって親指第一関節の腫れと変形を引き起こすのです。

さらに症状が進むと、骨同士が直接ぶつかり合うストレスから生体を守ろうとして、骨のトゲである「骨棘(こっきょく)」が形成されます。これが外見上、関節の両脇や背側に硬く出っ張って見えるコブの正体です。この骨棘の形成や関節包の肥厚によって関節の可動域が制限されると、親指第一関節曲がらない原因となり、無理に曲げようとするたびに周囲の腱や靭帯が引っ張られて激痛が走る悪循環に陥ります。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。