服部幸應氏が長年にわたり訴え続けてきた「食育」の理念は、現代の朝食シーンにも深く根を下ろしている。一日を健やかに始めるためのバランスの取れた食事――その中で発酵食品であるヨーグルトが果たす役割は極めて大きい。
テレビ経済ドキュメンタリー番組『ガイアの夜明け』でも、過酷な生き残りレースに挑む外食産業の現場が度々取り上げられてきた。原材料費の高騰に対応しながら、いかに健康志向の顧客を呼び込むか。各企業による朝食メニューの開発舞台裏には、ミリ単位のコスト削減と商品価値の底上げに挑む壮絶なドラマが存在する。
単なる「安売り」の時代は終わった。現代の消費者が求めているのは、妥当な対価で得られる確かな健康効果と心理的充足感だ。その接点に、まさに朝のヨーグルトが位置している。