なぜバッタは黒く凶暴化する?「蝗害」の真相と日本への影響【2026最新】

なぜバッタは黒く凶暴化する?「蝗害」の真相と日本への影響【2026最新】

なぜバッタは黒く凶暴化する?「蝗害」の真相と日本への影響【2026最新】とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を整理してお届けします。

人類の歴史は、蝗害との戦いの歴史でもあります。特に古代から近世にかけての中国大陸では、水害・旱害(干ばつ)と並び「三災」の一つとして恐れられてきました。『漢書』や『資治通鑑』などの史書には、「飛蝗が日を遮り、草木ことごとく尽き、人互いに食む」といった凄惨な大飢饉の記録が幾度となく刻まれています。

近現代に入ってもその脅威は衰えていません。記憶に新しいところでは、2019年から2020年にかけて東アフリカ、中東、南アジアを襲ったサバクトビバッタの大発生が挙げられます。異常気象に伴うサイクロンが砂漠地帯に記録的豪雨をもたらし、爆発的に増殖した群れが国境を越えて農地を壊滅させました。直接的な農業被害額だけでも数千億円規模に達し、数千万人が深刻な食糧不安に直面しました。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。