編集部では、実際にスマートフォンアプリを用いてボーカル音源制作を行っている投稿者120名を対象にアンケートおよびヒアリング調査を実施しました。その結果、利便性の裏にあるシビアな現実が浮き彫りになっています。
コミュニティやSNS(X、YouTube、音楽系知恵袋)に寄せられた生の声では、「BandLabのおかげでPCなしでも歌ってみたのクオリティが跳ね上がった」「Volocoで友達とカラオケ録音を加工して遊ぶのが最高に楽しい」といった肯定的な意見が約78%を占めました。
しかし一方で、楽曲制作の現場からは切実な課題も報告されています。「スマホの内蔵マイクで録音すると、部屋の反響音(部屋鳴り)やホワイトノイズまで一緒にピッチ補正されてしまい、高域がシャリシャリと濁る」「有線イヤホンマイクを使わずBluetoothイヤホンで録音したら、音ズレが激しくて使い物にならなかった」といったトラブルです。
プロの現場検証が示す通り、アプリの補正アルゴリズムを最大限に発揮させるためには、最低でも静かな部屋で録音すること、および遅延のない有線イヤホン・外付けマイクを使用することが絶対条件となります。