「音楽と珈琲の店 岬」が全国区で脚光を浴びるきっかけとなったのが、作家・森沢明夫氏の小説『虹の岬の喫茶店』です。この小説は、店主である節子さんの人柄や岬カフェの空気感に惚れ込んだ著者が実話をもとに書き下ろした感動作でした。
2014年には吉永小百合が主演・企画を務めた映画『ふしぎな岬の物語』として映画化され、モントリオール世界映画祭で審査員特別賞グランプリとエキュメニカル審査員賞の二冠を達成。心に傷を抱えた人々が岬のカフェで温かい珈琲と音楽に癒やされていくストーリーは、まさにこの店で日々繰り広げられているリアルな人間模様そのものといえます。