朝のスタイリングで多くの人を悩ませる「広がり」や「不規則なうねり」。これらを解決するには、パネル(毛束)を細かく取り、テンションを均一にかけながら温風を当てる技術が必要です。うねりや広がりを抑える方法の鍵は、頭部を「後頭部・側頭部・頭頂部」の最低6ブロックに分けるブロッキングから始まります。
くせ毛を伸ばすブロー手順において、デンマンブラシやロールブラシを毛束の内側から差し込み、もう一方の手で毛先を軽く引っ張りながらピンと張ります。この状態でドライヤーのノズルを毛先方向(上から下へ約45度)に向け、髪の表面に沿わせるようにゆっくりと風を送ります。キューティクルは根元から毛先に向かってウロコ状に重なっているため、下から風を当ててしまうとキューティクルがめくれ上がり、光を乱反射してパサつきを強調してしまうからです。
さらに、女性らしい柔らかいフォルムを作る内巻きブローの基本テクニックでは、毛先からいきなりブラシを巻き込んではいけません。中間部で一度テンションをかけて面を整えた後、毛先残り5cmの地点でロールブラシブローやり方を適用し、手首を内側に半回転させます。温風を3〜4秒当てて形をつけた後、ブラシをすぐに外さず、次の章で解説する「温度の移行」を待つことが毛先の綺麗なカールを維持する秘訣です。