ダイソー自転車ライトは夜道で使える?道交法基準と実力をプロが徹底検証

ダイソー自転車ライトは夜道で使える?道交法基準と実力をプロが徹底検証

ダイソー自転車ライトは夜道で使える?道交法基準と実力をプロが徹底検証に関する疑問や疑問点をわかりやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

自転車ライトに関して、SNSやコミュニティサイトで極めて誤解が多いのが「点滅モード」の扱いです。「電池が長持ちするから」「チカチカ点滅したほうが車から目立つから」という理由で、前照灯を常時点滅させて走るサイクリストを多く見かけます。

しかし、前照灯を点滅させて走ると、法的には「無灯火違反」に問われる可能性が極めて高いという事実を知る人は多くありません。道路交通法および都道府県の道路交通規則において、前照灯は「前方を常時照らし出すこと」が前提とされています。光が消えている瞬間が存在する点滅照射は、障害物を確認するための灯火とは認められず、警察の現場判断で取り締まりの対象となります。

ダイソーのライトにも複数パターンの点滅モードが搭載されていますが、あれはあくまで他車からの視認性を高めるための「補助灯(セカンダリライト)」としての機能です。ハンドルに正規の常時点灯ライトを1灯備えた上で、2灯目として点滅させるのであれば法令違反にはなりません。単独で点滅運用することは、道路交通法違反のリスクを自ら背負い込む行為に他なりません。

一方で、車体後方に取り付けるダイソー 自転車ライト テールライト点滅機能については、解釈が異なります。道路交通法施行規則では、後方には赤色リフレクター(反射器材)が備わっていれば、テールライト自体の点滅点灯は安全確保のための補助として法的に認められています。ただし、反射板を取り外して点滅式テールライトのみに依存している場合、テールライトの消灯や電池切れの瞬間に尾灯義務違反となるため、必ず車載リフレクターと併用することが鉄則です。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。