数の子の優れた栄養を享受しつつ健康被害を防ぐためには、適切な分量の把握と丁寧な下処理が欠かせません。1日の摂取目安量は1〜2本(可食部として約20g〜30g程度)が黄金比とされています。
塩数の子を手に入れた際、決して水道水だけで洗い流してはいけません。浸透圧の差で旨味が逃げ、苦味成分だけが残ってしまう「苦玉(にがだま)」現象を防ぐため、薄い食塩水を用いる「呼び塩」と呼ばれる正しい塩抜き方法を実践してください。
【失敗しない正しい塩抜きステップ】
ステップ1(食塩水の準備):水1リットルに対して小さじ1杯(約5g)の食塩を溶かし、0.5%濃度のぬるま湯〜常温水を作ります。
ステップ2(浸け置き):数の子を浸し、約3〜4時間静置します。
ステップ3(水の交換):再度同じ濃度の食塩水を作り直して数の子を入れ替え、さらに3〜4時間置きます(合計6〜8時間)。
ステップ4(薄皮の除去):少し端をかじって塩加減を確かめ、ちょうど良ければ表面の白い薄皮を指の腹で優しく撫でるように取り除きます。