Q1:市販の鼻炎薬を飲むと毎回猛烈なだるさに襲われます。薬を変えたい場合、どう見分ければ良いですか?
A1:パッケージ裏面の「有効成分」を確認してください。成分名に「マレイン酸クロルフェニラミン」や「ジフェンヒドラミン」と書かれているものは第1世代であり、強い眠気やだるさを引き起こしやすい薬です。眠気を避けたい場合は、「フェキソフェナジン塩酸塩」や「ロラタジン」といった第2世代のスイッチOTC成分単剤で構成された製品を選び、カフェインや血管収縮剤などが混ざっていないシンプルな処方のものを選定するのが確実です。
Q2:抗ヒスタミン薬を長期間毎日飲み続けると、耐性がついて効かなくなったり依存性が出たりしますか?
A2:第2世代抗ヒスタミン薬において、薬理学的な耐性(体が慣れて効果が薄れること)や精神的・身体的依存性が生じることは極めて稀です。「急に効かなくなった」と感じる場合、実際には花粉の飛散量が爆発的に増えたことや、ハウスダスト等のアレルゲン曝露量が悪化しているケースがほとんどです。ただし、自己判断で中断したり増量したりせず、季節を通して安定した血中濃度を維持することがガイドライン上も推奨されています。
Q3:抗ヒスタミン薬で太ってしまうのを防ぐには、日常生活でどのような対策が有効ですか?
A3:まずは「満腹感のフィードバックが鈍くなっている」という事実をあらかじめ自覚することが最大の防御になります。食事の際は大皿から直接食べず、1食分のポーションをあらかじめ決めておくこと、食物繊維から先に摂取して咀嚼回数を増やすことが有効です。また、抗コリン作用による口渇をジュースや炭酸飲料などの糖分で潤そうとすると急激な体重増加を招くため、水分補給は常温の水やノンカフェインの茶類に限定することを強く推奨します。