古畑星夏が芸能界への第一歩を記したのは、2009年開催の「第13回ニコラモデルオーディション」でした。応募総数1万4076人という苛烈な競争率のなかで見事にグランプリを受賞。同年10月号から同誌専属モデル(通称:ニコモ)としてキャリアをスタートさせました。
デビュー直後から天性のプロポーションと親しみやすいキャラクターで読者の心を掴み、2011年春には初表紙に抜擢。そこから2013年5月号で卒業を迎えるまでの約3年半の間に、通算18回もの表紙を飾るという金字塔を打ち立てました。これは当時のニコラ史上でも極めて異例のハイペースであり、新垣結衣が保持していた15回という記録を塗り替える歴史的な快挙となりました。
当時の編集関係者の証言や読者アンケートの動向を振り返ると、彼女の強みは単なるビジュアルの美しさにとどまらず、「同世代女子が真似したくなる等身大のトレンド発信力」にありました。巻頭ファッション企画からメイク連載、私服スナップまで、彼女が着用したコーディネートは瞬く間に読者の間で流行し、名実ともに看板エースとして君臨したのです。