鮎川義介の遺志と血脈は、戦後から現在に至るまで直系の子孫たちへと受け継がれています。長男の鮎川弥平(1921年〜1988年)は、父と同じく東京帝国大学工学部を卒業した技術系実業家でした。
弥平はベンチャーキャピタルの先駆けとなった「テクノベンチャー」を設立し、海外の先端技術やバイオテクノロジー企業の日本導入を精力的に手掛けました。巨大企業の世襲に執着せず、常に新しい技術フロンティアを開拓する姿勢は、父・義介のDNAそのものでした。
そして、弥平の長男であり義介の孫にあたるのが、実業家・投資家として知られる鮎川純太氏(1960年生まれ)です。純太氏は成蹊大学を卒業後、テクノベンチャーの会長や米国の投資ファンド関連の要職を務め、グローバルな資産運用や新産業投資の世界で活動を続けています。かつて女優の杉本彩氏との交際報道などでメディアの脚光を浴びたこともありましたが、本質的には祖父や父のスピリットを受け継ぐ国際派のインベスターです。
その他、義介の子孫たちは法曹界、学術界、国際ビジネスなど多岐にわたるフィールドで活躍しており、表舞台での過度な露出を避けつつも、確かな存在感を放ち続けています。