リリースから年月を重ねてもなお、リトグリ好きだ人気の理由として第一に挙げられるのは、聴く者の感情を一瞬で高揚させる圧倒的なドライブ感です。イントロなしで飛び込んでくる鮮烈なコーラスワークと、軽快なモータウン調のビートは、世代や音楽の好みを問わず身体を揺らします。
単なるティーン向けのポップスにとどまらず、プログレッシブなボーカルグループとしての矜持が随所に刻まれている点も見逃せません。サビへ向けて段階的にエネルギーを増幅させるダイナミクス、メンバー同士の個性が激突しながらも完璧に融和するアンサンブルは、流行の移り変わりが激しいサブスクリプション時代においても強い生命力を放っています。