子役時代の吉田里琴を語る上で欠かせないのが、共演したトップ俳優たちをも骨抜きにしたエピソードです。象徴的な出来事として今なお語り継がれているのが、2012年公開の映画『ひみつのアッコちゃん』での一幕でした。
綾瀬はるか演じる主人公・アッコの変身前の少女時代(10歳のアッコ役)を演じた吉田里琴に対し、共演の岡田将生は完成披露試写会やテレビ特番の場で公然とメロメロぶりを告白。「可愛くて仕方がない」「一緒に住まない?」「何でも買ってあげる」と冗談交じりの熱烈なラブコールを送り、舞台挨拶の現場を大いに沸かせました。
この発言は当時、SNSやワイドショーで「岡田将生が12歳の子役にプロポーズした」と大きな話題を呼びました。単にルックスが愛らしいだけでなく、子役特有のあざとさを微塵も感じさせないプロフェッショナルな佇まいと、素顔で見せる屈託のない笑顔のギャップが、百戦錬磨の大人の共演者たちを惹きつけてやまなかった証左といえます。