Q1:種田仁選手がガニ股打法を始めたのはいつからですか?
A1:2000年の春季キャンプからです。1999年の右アキレス腱断裂からの復帰にあたり、体が開いてしまう悪癖を解消するため、当時の水谷実雄打撃コーチらの指導の下でフォーム改造を決断しました。同年に代打本塁打11本の日本タイ記録を打ち立て、カムバック賞を受賞しています。
Q2:現代のプロ野球でガニ股打法を取り入れている選手が少ないのはなぜですか?
A2:現代野球は投手の球速が150km/h台後半に達し、ツーシームやスイーパーなど横に大きく曲がる変化球が主流となったためです。極端なオープンスタンスは外角へのアプローチに強靭な下半身と高度な技術を要し、体への負荷も非常に大きいため、指導現場ではよりバランスの良い中間的なスタンスが推奨される傾向にあります。
Q3:ガニ股打法で内角球が打てるようになるのはどうしてですか?
A3:最初から体が投手方向を向いているため、打席内で懐(ふところ)のスペースが広く保たれるからです。通常のフォームのように「スイング中に体を回す」動作が最小限で済むため、インコースの厳しい球に対してもバットのヘッドがスムーズに出てくる構造になっています。