真宗大谷派では、原則として位牌(本位牌・白木位牌)を作りません。仏壇には位牌を安置せず、記録帳である過去帳や、絹布などに法名を記した法名軸を仏壇の側面に掛けて祀るのが正式な荘厳です。
また、他宗派における「戒名」とは呼ばず、仏弟子となった証として法名(ほうみょう)が授与されます。法名の命名規則には厳格なルールが存在します。
男性・女性を問わず、阿弥陀仏の平等を現すために「釋(釈)+漢字2文字」(例:釋〇〇)とするのが基本です。女性だからといって「大姉」などの位号が付くことはありません。社会活動や寺院への貢献度が高い場合に「〇〇院 釋〇〇」といった院号が付与されるケースもありますが、基本的な位位差別を設けない点が大きな特徴です。