90年代、輸入盤レコードを求める若者で溢れかえった通りは、いまやデジタルとアナログが融合する多目的プラットフォームへと姿を変えた。店内に鎮座するヴィンテージのターンテーブルの横で、世界中のストリーミングデータがリアルタイムで可視化される。
かつて一世を風靡した渋谷系カルチャーの遺伝子は、単なる懐古趣味として消費されるのではない。世界のDJやクリエイターが再解釈し、SNSを通じて地球規模でリミックスされる発信源として生き続けている。かつて「レコードの聖地」と呼ばれたストリートは、形を変えて世界のアナログ&デジタル音楽シーンを牽引している。