ネット上の施主ブログやレビューコミュニティに寄せられたリアルな体験談を分析すると、不満の焦点は金額面だけでなく、コミュニケーションや現場管理のトラブルにも及んでいます。
1. 「セールスエンジニア(SE)制度」の当たり外れ
住友不動産の特徴として、営業担当者が設計からプラン提案、資金計画、工事管理の窓口まで一気通貫で担当する「セールスエンジニア(SE)制度」があります。優秀な担当者に当たれば「話が早くて図面変更の意図も正確に伝わる」という高い評価を得る一方、経験の浅い担当者の場合は「レスポンスが遅い」「現場への指示漏れが多い」といったリフォームトラブルの引き金になりがちです。多忙を極める担当者が施工現場に顔を出せず、図面と異なる仕様で施工されたという失敗談ブログの報告も見受けられます。
2. 施工品質を左右する「下請け施工班(棟梁)」の技量差
新築そっくりさんの工事を実際に担うのは、住友不動産の専属登録大工(施工統括者)を中心とする職人ネットワークです。いくら本部が厳格な品質マニュアルを定めていても、築40年を超える木造住宅の歪みや癖を現場で的確にアジャストできるかどうかは、大工の腕と経験に大きく左右されます。「工事中の養生が雑だった」「細部の仕上がりに納得がいかない」といった不満の声の根底には、現場ごとの職人の技量差があります。
3. 住みながら工事の精神的ストレス
仮住まい費用や引っ越し代を節約できる「住みながらのリフォーム」を売りにしていますが、これも後悔を生みやすい盲点です。数ヶ月にわたり職人が出入りし、日中の騒音やホコリ、水回りが数日〜数週間使えない不便さは、施主にとって想定以上の心身の負担となります。最終的に「最初から仮住まいを手配しておけばよかった」と振り返る施主は少なくありません。