ケンイチ役の神尾楓珠、タカヒロ役の萩原利久、セイゴ役の坂東龍汰。彼ら3人の覚醒と飛躍も、近年の日本エンタメ界における大きなトピックだ。「国宝級イケメン」と称された神尾楓珠は、近年では陰のある役柄や一癖あるキャラクターを怪演し、ビジュアルだけではない役者としての底力を見せつけている。
萩原利久と坂東龍汰の2人は、圧倒的なリアリティと独特の空気感を持つバイプレイヤーとして、あらゆる話題作に引っ張りだこの状態だ。主演を食うほどの強烈な存在感を放つ彼らの芝居は、作品に深みとスパイスを与える。2019年の密室劇で研ぎ澄まされた鋭利な感性は、年を重ねるごとに表現の幅を広げている。