エレベーターが滑り込む46階の展望ロビーは、このタワーの象徴といえる。一般開放エリアからも素晴らしい眺望が楽しめるが、宿泊者だけがアクセスできる居住フロアからの景色は別格だ。バルコニー付きの客室に足を踏み入れると、ガラス越しではないリアルな風とともに、夜にはみなとみらい21のイルミネーションが宝石箱をひっくり返したように輝く。
実際に滞在して驚かされるのは、全室にフルキッチンやミーレ社製の洗濯乾燥機、調理器具、カトラリーが完璧に揃えられている点だ。知られざる客室特典として、長期滞在者向けの上質なアメニティやリネン交換サービスはもちろん、ネスプレッソマシンや高機能家電が標準装備されている。部屋でワインを開け、地元で調達した食材をさっと調理して夜景をつまみにする贅沢は、レストランでのディナーとはまた違う格別の充足感がある。
ただし、予約時には注意したい落とし穴も存在する。ビュータイプ(ベイビュー/シティビュー)によって窓からの体験が全く異なる点だ。観覧車やベイブリッジを正面に望みたいなら、必ず眺望確約プランを選ぶ必要がある。また、週末や連休はチェックイン開始直後にフロントが混雑するため、少し時間をずらして到着するのがスマートな過ごし方といえる。