店頭で見かけなくなった最大の背景には、駄菓子業界全体の構造的変化とコンビニエンスストアの棚割り戦略が深く関係しています。結論から言えば、スッパイ大作戦は全ラインナップが完全に消滅したわけではありません。しかし、かつてのように「どこの駄菓子屋やスーパーでも1個単位で買える」という環境ではなくなっているのが実情です。
販売元であるコリスをはじめとする駄菓子メーカー各社は、原材料価格の高騰や包装資材のコスト上昇に伴い、定番商品の生産効率化を進めています。全国の街角から個人経営の駄菓子屋が減少した結果、流通の中心は大手スーパーやコンビニ、ディスカウントストアへと移行しました。毎週のように新商品が投入されるコンビニの菓子棚において、定番枠を維持し続けるハードルは極めて高く、棚落ちした店舗が相次いだことが「販売終了説」の発端となっています。
メーカー側の公式ラインナップ動向や卸問屋へのヒアリングによると、季節ごとのスポット生産や卸先を絞った出荷体制が敷かれており、市場から完全に姿を消したわけではないことが確認されています。