インターネット上の掲示板やSNSでは、時折「どの球団でもレギュラーを獲りきれなかった控え選手」というステレオタイプな論調が見受けられます。しかし、現場の記者や首脳陣、そして熱心なファンの評価はそれとは大きく異なります。
取材現場で目にする山本選手の姿は、常に誰よりも早くベンチに入り、相手投手の配球データを頭に叩き込み、試合前のシートノックで黙々と土にまみれる職人そのものです。グラウンド上で見せる表情は冷静沈着ですが、公の場でのコメントにはチームへの献身と強い責任感が滲み出ます。
5ちゃんねるやX(旧Twitter)などのコミュニティを分析しても、中日ファンからは「山本泰寛がいてくれて本当に助かった」「守備の安心感が段違い」、さらには古巣である巨人ファンや阪神ファンからも「どこへ行っても応援している」「泰寛の活躍は本当に嬉しい」といった温かいエールが絶えません。激しい敵対関係にある3球団のファン全員からこれほど深く愛され、敬意を払われる選手は日本プロ野球史上でも極めて稀有な存在です。