ショッピングコーナーを歩くと、定番のもみじ饅頭やレモンケーキの隣に、洗練された工芸品が並んでいることに気づく。日本一の生産量を誇る「備後デニム」を使った小物や、福山琴の技術を応用した木製スマホスピーカーなど、地域の伝統技術が息づくモダンなプロダクトがズラリと並ぶ。
パッケージにも環境への配慮が光る。プラスチックを極限まで減らし、再生紙や竹繊維を使ったサステナブルな包装が施された商品は、感度の高い若者や外国人観光客からも支持を集めている。ただ消費するだけでなく、地域の歴史や作り手のストーリーを持ち帰る。そんな新しいお土産の買い方が、ここでは当たり前の光景になっている。