Q1:発作の様子をスマートフォンで動画撮影して病院に見せるべきですか?
A1:非常に有効です。発作時の目の動き、手足の硬直や規則的なけいれんの有無、持続時間は、小児科医や専門医が「夜驚症」と「夜間前頭葉てんかん」を正確に鑑別するための最も貴重な客観的証拠になります。数分間の動画を記録して受診時にお見せください。
Q2:昼間の激しい運動やテレビ・スマホの刺激は夜驚症を悪化させますか?
A2:悪化のトリガーになり得ます。過度の肉体的疲労や就寝直前の強い光刺激・興奮する映像は、ノンレム睡眠を過度に深くし、睡眠周期の乱れを引き起こします。夕方以降はリラックスした環境を整え、就寝1時間前にはデジタル機器の画面を消す習慣が推奨されます。
Q3:発作が起きた翌朝、子どもに「昨夜のこと」を聞いたり叱ったりしてもよいですか?
A3:聞く必要も叱る必要も全くありません。夜驚症のエピソード記憶は脳に残らないため、朝に問い詰めると「自分は眠っている間に何か悪いことをしたのではないか」と無力感や睡眠への恐怖を抱かせてしまいます。何事もなかったかのように明るく普段通り接してください。