櫻井よしこ氏の私生活に関して最も多くの人が驚きを示すのが、オーストラリア人ジャーナリストとの結婚歴が存在する事実です。ハワイ大学歴史学部を卒業後、英字新聞『クリスチャン・サイエンス・モニター』東京支局の助手を務めるなど、バイリンガルとしての卓越した英語力と取材力を発揮していた20代後半から30代前半にかけての時期でした。
当時の報道関係者や自著の手記によると、元夫となった男性はアジア情勢を取材するために東京に駐在していたオーストラリアの特派員記者でした。知性と好奇心に満ちた二人は、国際情勢や取材現場を通じて意気投合し、自然な流れで結婚へと至ったと伝えられています。当時の日本において、外国人ジャーナリストとの国際結婚は極めて先進的な選択であり、周囲からも知的なお似合いのカップルとして羨望を集めていました。
しかし、二人の結婚生活は長くは続きませんでした。婚姻期間はおよそ3年間でピリオドを打つことになります。泥沼の愛憎劇や法的な対立による破綻ではなく、互いの職業的アイデンティティを尊重し合った末の、極めて知性的で静かな協議離婚でした。