入手した初期プロットの断片から、ファンの想像を絶する世界観が浮かび上がってきた。舞台となるのは、魔法界と非魔法界の境界線上に位置する闇の社交場。そこは、第二次魔法大戦の終結後も癒えることのない傷を抱えた元闇祓いや裏社会の密売人、そして居場所を失った魔法使いたちが夜な夜な集う吹き溜まりだ。
リークされた脚本の一部には、歴史の闇に葬られたはずの危険な遺物がこの酒場の地下で密かに取引されている描写が存在する。善悪の境界線は完全に曖昧だ。誰もが嘘をつき、誰もが過去に縛られている。かつての戦勝ムードの裏に隠されていた政治的陰謀や未解決の失踪事件が、一杯の強い酒と共に静かに語り明かされていく。