ネット上のコミュニティやSNS上では、「乾電池の処分場所が見つからない」「量販店に持って行ったら断られた」という困惑の声が散見されます。特に多いのが、「家電量販店 電池回収 ヤマダ電機 エディオン」といった大手チェーンに持ち込めば何でも引き取ってくれるという思い込みです。
編集部が主要家電量販店やリサイクル拠点の受け入れ実態を独自取材・調査したところ、現場には明確な「受け入れ基準の壁」が存在していました。
ヤマダデンキやエディオン、ビックカメラなどの店舗入り口やレジ横に設置されている回収ボックスの多くは、JBRC加盟の「小型充電式電池(リチウムイオン等)」専用です。使い捨ての筒型アルカリ・マンガン乾電池については、「自治体の回収を利用してください」と持ち込みを断られるケースが多発しています。一部の店舗では独自に乾電池の回収箱を設けている場合もありますが、それは店舗ごとの裁量や自治体との提携に基づく例外対応に過ぎません。何でも無差別に持ち込む行為は現場スタッフの大きな負担となっており、事前の電話確認か自治体の指定ルート利用が確実です。
また、防災用の備蓄見直しなどで発生しやすい「乾電池 大量 処分」も現場を悩ませる問題です。一度に50本〜100本もの使用済み乾電池を捨てる場合、家庭ごみの指定袋にまとめて詰め込むと重量で袋が破れるだけでなく、内部でショートして熱がこもる確率が跳ね上がります。大量処分を行う際は、数回のごみ収集日に小分けにして出すか、自治体のクリーンセンターへ直接事前連絡を入れて自己搬入するのが賢明な選択肢です。