実際の消費者はメンタームをニキビに対してどのように使用し、どのような結末を迎えているのでしょうか。大手美容口コミサイトのアットコスメ、Yahoo!知恵袋、各種SNSに蓄積された数百件のユーザー投稿を徹底精査すると、驚くほど二極化した生々しい実態が浮き彫りになります。
肯定的な意見を寄せるユーザーの多くは、激しい痒みを伴うニキビに対して使用している傾向が見られます。大手クチコミサイトの投稿者(20代女性)の手記には、「膿んでいるニキビや赤ニキビにも効く。痛いというより痒いニキビに塗るとスーッとして掻き壊さずに済む」という声が寄せられています。患部を無意識に引っ掻いて悪化させる物理的ダメージを、メントールの冷却刺激が防いだという副次的な結果が「効いた」という実感に繋がっていることが分かります。
一方で、知恵袋や皮膚科受診者のコミュニティでは、深刻な失敗談が後を絶ちません。「早く治したくてメンタームをこんもり盛って絆創膏を貼って寝たら、翌朝倍以上に腫れ上がり、痛くて顔が洗えなくなった」「油っぽいメンタームを塗ったら周りの毛穴まで詰まって白ニキビが大量発生した」という阿鼻叫喚の報告が多数存在します。
特に危険視されているのが、「メンターム 薬用リップスティックをニキビに塗る」という裏ワザです。リップスティックは唇への密着性を高めるため、軟膏缶よりもさらに高融点のパラフィンやマイクロクリスタリンワックスが硬化剤として高濃度配合されています。これを皮脂分泌が盛んなTゾーンや顎に塗りつける行為は、毛穴に「ロウ」を流し込んでフタをするようなものであり、面皰(コメド)形成を人為的に誘発する極めてハイリスクな行動です。