「ダークソウル3攻略でなぜこれほど多くの初心者が挫折するのか」――この問いに対する答えは、アクションの反射神経やプレイヤースキルそのものよりも、システム理解の齟齬から生まれる「育成リソースの配分ミス」にあります。
ゲーム開始直後、プレイヤーの心理としては「敵を早く倒したい」という攻撃衝動が先行しがちです。その結果、筋力や技量、あるいは理力・信仰といった攻撃力に直結するステータスばかりを優先して上げてしまいます。しかし、序盤の武器は補正値が低く、ステータスを数ポイント割り振ったところで与ダメージの増加は微々たるものに過ぎません。それに対して、敵の一撃でHPの大半を削られる「ワンパン・ツーパン死」の状況が続けば、操作ミスが即座にロストへ直結し、強烈な学習性無力感を味わうことになります。
また、ゲームデザイン心理学の観点からも、本作は「プレイヤーの焦り」を巧みに刈り取る行動パターンが設定されています。連続ローリング狩りのディレイ攻撃や、盾受けを即座に崩すスタミナ削りの設計が随所に施されており、「恐れて後ろへ下がるほど狩られる」という構造が初心者をパニックへと追い込みます。死因の8割以上は技術的な限界ではなく、HP不足とスタミナ管理の破綻という構造的要因から生まれているのです。