お通夜に持っていくもの全解説!最新持ち物リストと持参Ngの落とし穴

お通夜に持っていくもの全解説!最新持ち物リストと持参Ngの落とし穴

お通夜に持っていくもの全解説!最新持ち物リストと持参Ngの落とし穴を詳しくリサーチ! 読者が気になる 情報と解説を凝縮して配信します。

通夜の席へ持参すべき持ち物は、原則として「必要最小限」に絞るのが礼儀です。手荷物が多くなると受付や斎場内での所作が乱れ、遺族への挨拶や焼香の妨げになります。まず、参列時に絶対に欠かせない基本の4大アイテムを確認しておきましょう。

1. 香典(香典袋・不祝儀袋)
故人の霊前に供える金包みです。通夜香典袋の選び方は、包む金額に見合った格のものを選ぶことが鉄則となります。数千円から1万円程度であれば水引が印刷された簡易袋、3万円から5万円程度であれば黒白や双銀の実物の水引が掛けられた中袋付きの包みを選びます。表書きは四十九日前である通夜の場合、宗教を問わず汎用的に使える「御霊前」が一般的ですが、浄土真宗では往生即身成仏の教えから最初から「御仏前」を用いる点に注意が必要です。毛筆または筆ペンを用い、悲しみの涙で墨が薄まった心情を表す「薄墨」で氏名を記入します。

2. ふくさ(袱紗)
香典袋をそのままバッグやスーツのポケットから剥き出しで取り出す行為は、重大な非礼にあたります。必ずふくさに包んで持参してください。ふくさの包み方慶弔マナーでは、慶事(お祝い事)が右開きであるのに対し、弔事は「左開き」に包むのが絶対の決まりです。四角い布タイプのふくさであれば、布をひし形に広げて中央やや右寄りに香典を置き、右、下、上、左の順に折り込みます。持ち運びに便利な挟み込みタイプの「爪付き・金封ふくさ」を使う場合も、左側へ開く向きで収納されているかを必ず確認してください。色は紫、緑、紺、藍、グレーなどの寒色系を選び、紫色は慶弔両用として重宝します。

3. 数珠(念珠)
仏式のお通夜において、数珠は参列者の身を守る仏具であり、合掌の際に不可欠な法具です。宗派ごとに玉の数や房の形が決まっている「本式数珠」もありますが、一般の参列者であればどの宗派でも共通して使用できる「略式数珠(片手数珠)」を1本備えておけば失礼にあたりません。なお、神道(神葬祭)やキリスト教の葬儀では数珠は使用しないため、事前に故人の宗教・宗派を確認しておくことが望まれます。

4. ハンカチ(黒または白の無地)
お通夜ハンカチ色マナーとして許容されるのは、基本的に「完全な無地の白」または「黒」です。涙を拭う、あるいは受付前後の手洗いや焼香前の所作において取り出す機会が多いため、目立ちやすい小物の一つです。派手な原色や大柄のプリント、レースの主張が強すぎるものは避けましょう。控えめな同色刺繍や織り柄程度であれば許容されますが、光沢感のない綿や麻の清潔なものを用意してください。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。