愛知万博の開催に先駆けて2004年から2005年にかけてNHK教育テレビ(現Eテレ)で放送されたのが、テレビアニメ『モリゾーとキッコロ』です。日本アニメーションが制作を手がけた本作は、自然の尊さや命の循環を子どもたちに優しく伝える名作として高い評価を得ました。
この世界観を決定づけたのが、豪華なモリゾーとキッコロの声優陣です。
物知りで穏やかなモリゾー役を演じたのは、『巨人の星』の伴宙太役や『ドラゴンボール』のナレーションで知られるレジェンド声優の八奈見乗児さん。一方、無邪気で愛らしいキッコロ役を担当したのは、『ちびまる子ちゃん』のたまちゃん役でおなじみの渡辺菜生子さんでした。
八奈見さんの重厚かつ温かみのある低音と、渡辺さんの弾けるような高音ボイスの絶妙な掛け合いは、キャラクターに唯一無二の命を吹き込みました。八奈見さんが逝去された現在も、アニメ版で見せた二人の掛け合いはファンの心に深く刻まれています。