ハイボールがダイエッターや健康志向の人々に支持される最大の理由は、ウイスキーが醸造酒ではなく「蒸留酒」である点にある。原料の麦芽や穀物を発酵させた液体の蒸留過程で糖質が除去されるため、原理的にウイスキー自体の糖質はゼロだ。
だが、ここに大きな盲点が存在する。「糖質ゼロ」は「カロリーゼロ」と同義ではない。アルコールそのものには1gあたり約7kcalのエンプティカロリーが含まれており、体内で優先的に消費される。糖質を摂っていなくても、アルコールが代謝されている間は体脂肪の分解が一時停止する事実は見落とされがちだ。