棒アイスを二つに割るこのおやつは、日本全国で呼び名が驚くほど分かれます。メディアや調査機関による全国アンケートでも、地域ごとの顕著な偏りが実証されています。
西日本、特に関西圏では「チューペット」の呼称が圧倒的シェアを誇っていました。これは製造元の前田産業が大阪府大阪市に本社を置いていたため、関西圏の流通網にいち早く浸透した歴史が背景にあります。
一方、東日本や東海地方では、割るときの擬音から生まれた「ポッキンアイス」や「パッキンアイス」が優勢です。また、吸って食べる動作から名付けられた「チューチューアイス」(またはチューチュー)は中国・四国・九州地方を中心に広く定着しています。東北や北海道の一部地域では「ポキポキ」「コンコンジュース」と呼ぶ集落も存在し、全国で30種類以上のローカル呼称が確認されています。