本作で石原さとみさんが演じたのは、姫乃高校の生徒会長であり吹奏楽部でトロンボーンを担当する高校3年生・矢沢栞(やざわ・しおり)です。真面目で一本気な性格ゆえに、当初は突拍子もないシンクロ公演に反発を見せるものの、主人公・泳吉たちの真摯な情熱に触れることで、次第に最大の理解者・応援者へと変化していく重要なヒロインポジションでした。
2002年にホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを受賞し、2003年のNHK連続テレビ小説『てるてる家族』でヒロインを務めた石原さんにとって、当時の年齢は17歳。少女から大人の女性へと移り変わる繊細な時期特有のピュアな表情と、芯の通った眼差しは、シンクロに打ち込む男子たちを力強く支えるヒロイン像に見事な説得力を与えていました。