検索窓にキーワードを入力した際、「気持ち悪い」「怖い」といった言葉が上位にサジェストされる現象には、明確な2つの要因が存在します。最大の要因は、実在する企業の育児電話相談窓口と、SNS上でカルト的な人気を誇る創作漫画『赤ちゃん相談室』という、全く性質の異なる2つのコンテンツが同一の検索空間で混ざり合っている点です。
育児相談室の情報を求めて検索した一般のユーザーが、漫画の強烈でシュールな描写を目にして「不快」「気持ち悪い」と感じて検索し直したり、逆に漫画のファンが感想を呟く中で使った過激な言葉がアルゴリズムに学習されたりすることで、ネガティブな連想が固定化されてしまいました。
さらに、ネット掲示板や動画サイトなどで「深夜の赤ちゃん相談室の怪談」や都市伝説的なコンテンツが面白半分に拡散された歴史も、不穏なサジェストを生み出す土壌となっています。