「興南といえば甲子園」というパブリックイメージを持つ人は今なお少なくありません。しかし、実際の卒業生の進路データを紐解くと、その先入観は鮮やかに覆されます。
中高一貫の6年間をフルに活かした指導により、琉球大学医学部医学科をはじめとする国公立大医学部への合格者をコンスタントに出しているほか、九州大学や東京工業大学(現・東京科学大学)といった旧帝国大学・難関国立大学への現役合格実績を着実に積み上げています。私立大学においても、早稲田・慶應義塾・上智・東京理科大、さらにはMARCHや関関同立への進学者数が右肩上がりで推移しています。
躍進の背景にあるのは、我喜屋優理事長が提唱し続けてきた「興南アビリティ」と呼ばれる生活習慣の徹底です。朝の読書や時間管理、挨拶、清掃といった規律ある日常の積み重ねが、長時間の受験勉強に耐えうる強靭な集中力と学習習慣を生み出しています。「部活で結果を出す生徒ほど、切り替えの早さで勉強でも驚くべき伸びを見せる」という独自の文武両道システムが、実績を牽引する原動力です。