過酷な戦国を生き抜いた宇随家の物語は、単行本最終巻(第23巻)の第205話「幾星霜を駆けて」で描かれた現代編へとしっかりと受け継がれています。
現代の東京に登場するのは、体操の日本代表として金メダルを獲得した若きアスリート、宇随天満(うずいてんま・20歳)です。高身長で白髪、派手なピアスと端正な顔立ち、そしてインタビューで「観客を沸かせるぜ」と発言する豪快な気質は、まさに天元の遺伝子そのものといえます。
ファンの間では「天満は3人の嫁のうち誰の血筋なのか」という疑問が長年議論されてきました。公式ファンブック等における補足情報によれば、天元は引退後、3人の妻全員を平等に愛し、それぞれとの間に子をもうけたと示唆されています。つまり、天満は過酷な忍の掟を捨て、互いを慈しみ合って生きた天元と雛鶴・まきを・須磨の「命のリレー」が結実した存在なのです。