国内のオンライン婚活・恋活サービス市場は拡大を続け、サービスごとに多彩なアプローチが展開されている。業界を牽引する株式会社エウレカが運営するPairsや、株式会社タップルが手掛けるタップル、さらにはグローバル展開するTinderまで、選択肢は実に豊富だ。しかし、どのプラットフォームを使っていようと、ユーザーが直面する「メッセージの形骸化」という悩みは共通している。
メッセージコミュニケーションがつまらなくなる最大の理由は、無難さを追求するあまり「感情の波」が生まれない点にある。1つ目の原因は、プロフィールの丸暗記による面接型質問だ。2つ目は、否定を恐れるあまり自分の意見や喜怒哀楽を出さない自己開示の不足。そして3つ目が、相手に会話の主導権を委ねっぱなしにする「質問返し待ち」の姿勢だ。恋愛・婚活マッチングにおいて、テンプレ化したやり取りは相手の脳に記憶すら残らない。