箕面市は本当に住みやすい?北急延伸後の治安と高級住宅街の真相

箕面市は本当に住みやすい?北急延伸後の治安と高級住宅街の真相

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都心近接の利便性を持ちながら、一歩足を伸ばせば国定公園の豊かな大自然に触れられる点も、箕面市ならではの唯一無二の価値です。

「日本の滝百選」にも選ばれている箕面大滝(箕面の滝)は、落差33メートルを誇る名瀑であり、四季折々の絶景を見せてくれます。阪急箕面駅から大滝へと続く約2.8キロメートルの「滝道(たきみち)」は、せせらぎを聞きながら森林浴を楽しめる散策路として、市民の日課のウォーキングコースとしても深く愛されています。

この滝道で1300年以上の歴史を紡いできた伝統の銘菓が、箕面名物の「もみじの天ぷら」です。修験道の開祖・役行者(えんのぎょうじゃ)が箕面山の紅葉を油で揚げて旅人に振る舞ったことが起源と伝えられています。

使用されるモミジの葉は、山に自生しているものを無作為に採集しているわけではありません。自家栽培された「一行寺楓(いちぎょうじかえで)」の葉を一枚ずつ手摘みし、約1年間塩漬けにしてアクを抜いた後、白ごまを加えた甘めの衣で職人が手作業で丁寧に揚げるという、膨大な時間と手間をかけた伝統工芸品のような逸品です。カリッとした心地よい歯ごたえと上品な甘みは、箕面を訪れる人々を魅了し続けています。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。