名古屋飛行場と県営名古屋空港の正体|小牧の現在とFda路線を追跡

名古屋飛行場と県営名古屋空港の正体|小牧の現在とFda路線を追跡

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現在の県営名古屋空港を語る上で欠かせないのが、静岡に本社を置くフジドリームエアラインズ(FDA)の存在です。同社は名古屋飛行場を最大のハブ(拠点)として位置づけており、カラフルな機体(エンブラエル170/175型機)が連日北日本から九州へ向けて飛び立っています。

現在定期就航している主な都市は、青森、いわて花巻、山形、新潟、出雲、高知、福岡、熊本などです。新幹線では直通できない、あるいは乗り継ぎに半日近く要する地方中核都市同士を、1時間から1時間半前後のフライトで直結しています。東北や山陰、四国へのアクセスにおいて、東海道新幹線とローカル特急を乗り継ぐよりも時間と体力を大幅に節約できる点が強みです。

さらに利用価値を高めているのが、日本航空(JAL)との全面的なコードシェア(共同運航)です。名古屋飛行場を発着するFDA全便にJALの便名が付与されており、JAL公式サイトから航空券を直接予約・購入できます。搭乗によりJALマイレージバンク(JMB)のマイルやFLY ONポイントが積算されるため、JALの上級会員やマイラー層にとっても使い勝手の良い路線設計となっています。

現地ターミナルの搭乗スタイルも特徴的です。ボーディングブリッジ(搭乗橋)を使わず、搭乗口から駐機場へエプロンを歩いてタラップを上がる「フィンガーコンコース方式」を採用しています。間近で機体のカラーリングを眺めながら乗り込む体験は、大型空港では味わえない旅の情緒を感じさせます。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。