世界進出は、決して偶然の産物ではない。彼らの多くは、30代の多忙な時期からプライベートの時間を削って語学学習や本格的なアクション訓練を積み重ねてきた。ハリウッドのアクション監督をも唸らせる殺陣の技術や、吹き替えなしで感情を乗せられる英語のセリフ回しは、血の滲むような努力の結晶だ。
「チャンスが来たら掴む」のではない。「チャンスを掴むために、常に牙を研ぎ澄ましておく」。このストイックな姿勢こそが、アジア発のコンテンツが世界を席巻する現代において、彼らを絶対的な存在たらしめている。肉体の衰えを言い訳にせず、むしろ40代にしてキャリアのピークを更新し続ける姿は、同世代のビジネスパーソンにとっても強い刺激となっているはずだ。