現在のメンズヘアトレンドにおいて、過剰な直毛感は敬遠される傾向にあります。求められているのは、生まれつき髪質が良いかのような「極上の素髪感」「ナチュラルな毛流れ」です。このトレンドとストレート技術が融合し、デザインパーマのベース作りとして取り入れられるケースが急増しています。
特に注目を集めているのが、韓国カルチャーから波及し定着したセンターパートヘアへの応用です。前髪の根元に立ち上がりを残しつつ、顔周りに流れる毛先だけをやわらかくストレートに整えることで、毎朝ドライヤーで乾かすだけで美しい「ハの字型」の毛流れが完成します。アイロンを使わずにサロン帰りのシルエットを再現できるタイパ(タイムパフォーマンス)の高さが支持を集めています。
また、サイドやハチ周りが横に膨らみやすい短髪ショートスタイルでは、頭頂部には施術をせず、膨らむ側頭部だけを抑える「ダウンパーマ」や、前髪の内側のうねりだけをピンポイントで補正する前髪・部分パーマが人気です。全体のボリュームを奪わずに、気になるコンプレックスだけをピンポイントで解消できる柔軟性が現代のメンズストレートの真骨頂といえます。