みりんの保存方法には、多くの人が陥りがちな落とし穴があります。それは「本みりんは冷蔵庫に入れてはいけない」という点です。
本みりんは糖度が高いため、冷蔵庫などの低温環境に置くと糖分が白く結晶化して固まってしまいます。そのため、本みりんは開栓後も「冷暗所で常温保存」するのが基本ルールです(直射日光やコンロ横の高温多湿を避ける)。対照的に、みりん風調味料は防腐効果のあるアルコールを含まないため、「開栓後は必ず冷蔵庫保存」し、1〜2ヶ月を目安に使い切る必要があります。
最後に、料理愛好家や料理人から絶大な支持を集める本みりんのおすすめ銘柄を厳選して紹介します。
1. 三州三河みりん(角谷文治郎商店)
国産指定栽培米を使用し、自家製本格焼酎でじっくり熟成。そのまま飲めるほど芳醇で濃厚なコクを誇る、日本の伝統本みりんの最高峰です。
2. 福来純 伝統製法熟成本みりん(白扇酒造)
江戸時代から続く伝統製法を守り、長期熟成させた琥珀色の逸品。上品でキレのある甘みと豊かな香りが、家庭料理を名店の味へと引き上げます。
3. 九重櫻(九重味醂)
現存する日本最古のみりん蔵が造る本みりん。大正から昭和にかけて数々の名誉賞を受賞した歴史があり、照り焼きのツヤの美しさは格別です。