オープンキャンパスを控えた受験生から頻繁に寄せられる疑問の一つに、「どのような服装で参加すべきか」という問題があります。ネット上の一部では「青学はおしゃれな大学だから私服で浮かないようにすべきか」「制服でないと失礼にあたるのではないか」といった極端な意見が見られますが、現場の実態は極めてシンプルです。
実際の来場者データを観察すると、私服での参加者が約80〜85%、高校の制服が約15〜20%という比率になっています。大学側が服装によって受験生を評価・選考することは一切ありません。夏のキャンパス内は屋外の猛暑と屋内の冷房による激しい温度差があり、さらに敷地内を数千歩から1万歩近く歩き回ることになります。したがって、服装における唯一の正解は「清潔感があり、体温調節が容易で、歩き慣れたスニーカーを合わせた私服」です。
また、当日の回り方に関してもいくつかの重要な盲点があります。多くの来場者が午前中の早い時間帯に集中するため、11時30分から13時30分頃の学生食堂や個別相談コーナーは長蛇の列となります。混雑を巧みに回避するためには、以下のような立ち回りが推奨されます。
- 午前中の戦略:開場直後の空いている時間帯に「入試相談会」や「資料コーナー」を優先的に回り、整理券が必要なプログラムを確保する。
- 昼食のタイミング:学食体験を狙うなら11時前後の早い時間帯に利用するか、近隣のカフェ等を活用してピークタイムを避ける。
- 午後の戦略:混雑が落ち着く14時以降にキャンパス内を散策し、図書館やチャペルなど静穏な施設をじっくり見学する。
なお、「オープンキャンパスに参加しないと合否に不利になるのではないか」という不安を抱く受験生もいますが、一般選抜において参加履歴が合否判定に直接影響を与えることはありません。ただし、総合型選抜や学校推薦型選抜を受験する場合は、志望動機の具体性やアドミッション・ポリシーへの理解を深める上で、直接現場を訪れた経験が強力な武器となります。