氣志團の紅白出禁疑惑の真相と現在|Dj Ozma騒動の全貌

氣志團の紅白出禁疑惑の真相と現在|Dj Ozma騒動の全貌

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関係性が決定的な転換点を迎えたのは、氣志團がグループとしての活動休止を発表した直後の2006年(第57回)でした。この年、綾小路翔が「友人」というギミックで世に送り出した別プロジェクト「DJ OZMA」が、メガヒット曲『アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士』で白組として紅白に初選出されたことが波乱の幕開けとなります。

本番のステージ上で繰り広げられたのが、日本の放送史に刻まれることとなったDJ OZMAの紅白ボディスーツ騒動でした。DJ OZMA率いるバックダンサー陣が、演奏中に身にまとっていた衣装を一斉に剥ぎ取り、精巧な裸体を模したプリント付きの肌色タイツ(ボディスーツ)姿になったのです。引きのカメラワークや照明のコントラストも相まって、茶の間のテレビ画面には「多数の男女が生放送で全裸になった」かのような錯覚が瞬時に広がりました。

報道各社の取材データによると、このパフォーマンスの直後からNHKの代表電話には抗議や問い合わせが殺到し、生放送中だけで数百件、年明けまでに寄せられた抗議は数千件規模に達しました。番組内では進行を担当していた三宅民夫アナウンサー(当時)が、後続コーナーの合間に「先ほどの衣装は全裸ではなくボディスーツを着用したものでした」と異例の釈明・お詫びアナウンスを強いられる事態へと発展しました。

これがメディアや世間で広く語られるDJ OZMAの紅白出禁の経緯であり、同一人物である綾小路翔がフロントマンを務める氣志團の紅白出禁理由として結び付けられて語られるようになった決定的な根拠です。リハーサル段階では水着を着用した演出として申請されていたものが、本番で局側の事前承認なく過激な錯覚演出へ変更されたことが、公共放送のコンプライアンス管理における重大な背信行為とみなされたのでした。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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